奄美の1月はにぎやかです。
update:2016.01.13
島の人は、毎年1月の小正月の時にブブギ(リュウキュウエノキ)の枝に
色とりどりのお餅を葉っぱに見立ててかざりつけをします。
(引用:南海日日新聞)
島の正月の風景として、なんら不思議に思わないのですが
内地の方が観光できていると 『このカラフルなお餅はなに?』
なんて聞かれることがあります。島の方は、これを『なりむち』といい、
無病息災・五穀豊穣・商売繁盛を願って床の間などに飾ります。
おばあちゃんの家に行くと手伝わされたりするのですが
現在では、島内でも昔の様に飾っているお家が少なくなっています。
やはり、こういう伝統は残していきたいものです。
なかには、内地にのぼった島出身の方からブブギとお餅のご注文を
頂くこともあるんですが、島を離れて暮らしていても気持ちが島にある
ということがうれしく思います。みなさんのご家庭でもなりむちを飾ってみませんか?