NHK鹿児島ドキュメント ビッグツーが拠点に
update:2024.10.13
昨日放送されたNHK鹿児島の『きょうなに食べますか?』。
この番組は「食は人生を映す鏡」をテーマに、日々の食事を通じてその人の暮らしや人生を深く掘り下げる内容で、今回の撮影ではビッグⅡを拠点に行われました。
取材班で印象的だったのは、水が流れるかの如く一定に留まらず中や外で繰り返し根気強く取材をされていた事と、日程が大幅に変更されても柔軟に対応されていた点です。また、台風13号が奄美に接近した際には会社の方針で取材が一時中断され、コンプライアンスの高さも感じられました。
(報道番組は予定通り放送されます)
番組内容は「今日のごはんは?」というシンプルな質問からスタートし、ご家庭を訪問して食事を通じてその方の人生を掘り下げていく構成でした。『奄美の人にどうアプローチすればインタビューに応じてもらえるか』を考えながら進められていましたが、心配していたよりも順調に取材が進みました。取材班の方々からも「奄美の皆さんはとてもフレンドリーで温かく取材慣れしてる」との言葉を頂きました。
実際の放送を見て、奄美の特徴がしっかりと表現されていて嬉しくなりました。特に最後に登場したご家族の方でお子さんが大学入学と同時に島外へ行くにあたって「家族でわいわいする時間はあっと言う間だった。もっといいものを作れば良かった」と語られていたのにウルッときてしまいました。島の子は高校卒業と同時に島外へ行き今までにない自立が迫られるので、その時の刹那的な感情が揺さぶられました。この独特な環境は内地との海で隔てられた距離のように、奄美独自の存在感を象徴しているのではないでしょうか。
取材班になぜビッグⅡを拠点に選んで頂いたのかを問うと「奄美の縮図で、さまざまな客層が訪れる場所だから」とのお答えでした。確かに老若男女さまざまなお客様が日々訪れています。そんな毎日の流れにカメラを置いて頂いて奄美を深堀し素敵な番組を制作して頂いて大変ありがたく思いました。
また、これからも皆様に足を運んで頂けるお店として一層努力してまいります。