春が訪れると、別れと出会いの季節を迎えます。

　奄美で恒例だったのが、お世話になった先生や友人との別れや卒業を機に本土へ旅立つ人々を、船で見送る『別れの紙テープ』でした。

　言葉にはできないほどの熱い『別れの瞬間』は、奄美と本土との地理的・環境的距離がある事を強く感じ、テープが切れる瞬間までお互いの姿を目で追い、心は溢れんばかりの感謝と想い出でいっぱいになりました。

　2020年から新型コロナウイルス感染拡大防止を、理由に岸壁の立ち入りを禁止しており、今年も「安全確保と事故防止対策」として規制を継続しております。

　『別れの紙テープ』は見れない光景になりましたが、このイベントどうにか復活してくれないかと願っております。

※写真はイメージです

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4月から本土で新生活を送る方へ

　不安や期待、希望や夢が交錯すると思いますが、奄美のご両親とお友達の心はいつでもあなたの側にいると思います。

　皆様の新生活が充実したものになることを願っています。